プログラミングが義務教育になる…
ちょっと前に、そんなニュースを見た記憶がある。
さて、いつからだったかと調べると…
平成29年に告示されている新学習指導要領において、小学校では2020年から、中学校では2021年からプログラミング教育が必修化されることが公表されています
小学校プログラミング教育はいつから必修化?何年生から学ぶの?|LITALICOワンダー
もう始まってる!?
というわけで、大急ぎでこの記事を書き始めた。
この記事の構成は以下の通り。
- プログラミングが義務教育に入ったワケ
- 「なぜやるのか」は明確にしておこう
- 「なぜやるのか」を考える意味
ちょっと乗り遅れた感は否めないが、この内容で深掘りをしていこう。
プログラミングが義務教育に入ったワケ
さて、皆さんはなぜプログラミングが義務教育になったかをご存じだろうか。
プログラマーのように色々組めるようにするため、だと思っていないだろうか。
実は、それだけではない。
これまた引用させてもらうが、プログラミングには以下のような狙いがある。
・「プログラミング的思考」を育むこと(思考力、判断力、表現力など)
プログラミング教育必修化のねらい・メリットについて丨LITALICOワンダー
・身近な生活でコンピューターが活用されていることや問題の解決には必要な手順があることに気付くこと(知識および技能)
・各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実なものとすること
プログラミング自体もあるとは思う。
しかし、それ以上に論理的思考力や、問題解決にプログラミングが利用されていることを知るというのが大きな目的のようだ。
さて、知っていただろうか?
簡単に、Twitterでアンケートを取ってみた。
ご回答くださった方へ、この場を借りて感謝申し上げる。
結果は、以下の通り。
やはり、ほとんどの方が知らないという回答をしてくださっている。
それだけ、なぜやるのかが浸透していない、ということだ。
というわけで、今回それを知ることができた。
よかったよかった。
では、当然済まされない。
特に、お子さんをお持ちの方や、今まさに学校で勉強している生徒さんには、次を読んで欲しい。
「なぜやるのか」は明確にしておこう
学校の勉強もそうなのだが、この「なぜやるか」というのは、非常に重要だ。
今社会人の方は、学生時代を思い出してほしい。
「なんでこんな勉強しなきゃいけないんだ…」と思いながら勉強していたのではないだろうか。
そう、学校ではそこまで教えてくれないことが多い。
だから、自分で考えなきゃいけないのだ。
かく言う私も、このことは社会人になってから気づいた。
そして、ここまで読んでくださっている方にお聞きしよう。
お子さんがいらっしゃる方は、他の勉強もあまりできていないから、プログラミングも心配になっている、という感じではないだろうか。
今まさにプログラミングを学校で習おうとしている生徒たちは、なんでそんなことしなきゃいけないんだ…って思ってないだろうか。
そこをはっきりさせないと、勉強にも身が入らない。
そして、これはプログラミングに限った話ではない。
他の国語、数学、理科、社会、英語などにも共通する。
この機会なので、是非なぜやるのか、という理由を考えてみて欲しい。
「なぜやるのか」を考える意味
「なぜやるのか」は、理由であり、目的だ。
その目的がはっきりしないと、フワフワしてしまう。
どこに向かえばいいか、分からなくなってしまうのだ。
だから、勉強するのが嫌になってしまい、モチベーションが下がる。
上で、プログラミングに関してはこういう目的があるよという説明をした。
それでもいいし、あるいは別に、自分で考えてもらってもいい。
「自分が納得できる理由」を探すことが重要だ。
そうすれば、向かう先がはっきりするので、モチベーションが上がる。
このあたり、詳細はモチベーションの記事でも書いているので、参考にしてほしい。
「モチベーションが上がらない」を解決する5つのポイント | Shino’s Mind Archive
まとめ:プログラミングが義務教育に入ったワケ
後半、ちょっと話がずれてしまった…
とにかく、プログラミングが義務教育に入った理由は、以下の通り。
- 「プログラミング的思考」を身に付けること
- 身近にコンピュータでの問題解決がされているものがあることに気づくこと
- 他の教科の補助
「なんでプログラミングなんか…」とお思いの方も多いかと思うが、それなりの理由がある。
そこをしっかり考えて、勉強をより意味のあるものにしてほしい。
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