バクダンで吹っ飛べ!ブレワイのグリッチ技「WB」を解説!

ゼルダの伝説シリーズ

広大なフィールドを駆けまわることができる『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』。

双子山の山頂にある祠、片方からもう片方の崖にさっと移動したいこと、ありますよね?

低い方から高い方へは、なかなか移動が面倒です。


そんなピンポイントじゃなくてもいいですが…とにかく、楽に移動したいことは多いはず。

前回解説したBtBは、敵がいないとできなかったり、飛び先を狙うのは難しすぎたり。

そこで、もっと自由に出せて、飛び先のコントロールも比較的簡単な技を紹介しましょう。

グリッチ技の1つ「WB」を解説していきます。


この記事を読むとどんなことができるか、以下の動画をご覧ください。

WB成功例

こんなことになります。


ただし、想定されてない技のため、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • エラーが発生する(ゲームの強制終了、Switch本体の破損など)
  • 攻略の楽しみが失われる

そのため、この技をやって何かあっても、それは全て自己責任です。

私は責任を取れませんし、任天堂に文句も言ってはいけません。


なお、私の操作環境がSwitch、本体接続のジョイコン、ジャイロありとなっています。

操作を具体的に出す時はSwitch版デフォルトで説明するので、他の環境は読み替えてください。


WB以外にも、グリッチ技は色々あります。

他の技が見たい方は、私が解説している技を集めたページもあるので、よければそちらも見ていってください。

バクダンで吹っ飛ぶ「WB」やり方

WBは、正式名称Wind Bomb。

言葉で説明すると「バクダンでバクダンを吹っ飛ばし、吹っ飛んだバクダンをリンクにぶつけてリンクを吹っ飛ばす技」です。

成功例を見てもらった通りですが、それだけだと細かい操作が意味不明だと思います。

詳しく、見ていきましょう。


必要なもの

必要なものは、以下の通りです。

  • (必須)リモコンバクダン
  • (必須)弓矢
  • (必須)死なない程度の体力(ハート3つくらいあると安心)
  • (推奨)大剣系統の武器
  • (推奨)パラセール


名前にBombと入っている通り、リモコンバクダンを使う技です。

また、空中弓矢のスローモーションを悪用利用するので、そのための弓矢もご用意ください。

実際に打つわけではないですが、一応壊れかけは避けた方がいいかもしれません。

そして、成功例を見てもらった通りで、ダメージを受けます。

念のため、ハート3つ分くらいの体力を用意しておくか、妖精などを持っておきましょう。


必須なものは以上で、残り2つはあった方がやりやすいものです。

大剣系統の武器は、スティックの先行入力をするためのもの。

パラセールは…まあ、お察しの通りでしょう。

吹っ飛ぶので、パラセールがないと落下ダメージでGame Overになりかねません。

ちなみに、WBからの落下ダメージキャンセルは不可なので、気を付けてください。


以上のものが用意できたら、いよいよ手順です!


やり方

見た目通りと言えば見た目通りですが、細かい部分が分かりづらいと思います。

各手順で何をしているか、細かく見ていきましょう。

  1. 段差の上に、段差の方を向いて立つ
  2. 前方ジャンプし、すぐにリモコンバクダンを出す
  3. ジャンプ頂点くらいで弓矢を構えてスローに入る
  4. シーカーアイテムを切り替えてもう1つのバクダンを出す
  5. シーカーアイテムを切り替えて1個目に出したバクダンを爆破する
  6. 噛み合えば吹っ飛ぶ

わずか数秒の短時間で、これだけのことをしています。

慣れていないと相当忙しい手順です、1個1個確実に操作していきましょう。


では補足、かなり多いのでサクサクいきます。

まず手順1、段差の方を向いて立つのですが、ここで向いた方向に飛ぶことになります。

段差ならなんでもいいわけではなく、空中弓矢が発動できる、飛び先を向いた段差を探すようにしてください。


次に手順2、ここで大剣武器を振って、その間にスティックで前に入力すると、失敗しにくくなります。

特に、落ちたら戻るのが面倒な場合、気を付けましょう。

ただ、武器振り中に前ジャンプをする場合、ZLを押しておく必要があります


手順4、ここでリモコンバクダンを手に持ったら失敗です。

空中でリモコンバクダンを出すと、リンクの後ろに出てくるので、それで参考にしてください。


手順5、ここで空中スローに入りますが、弓を引き絞る必要はありません。

一瞬だけZRを押すと弓を手に持つのですが、これだけでスローに入れるので、活用してください。


手順6、噛み合えばと書きましたが、2個のバクダンとリンクが1直線上にないと成功しません

例えば、カメラを横向きにしていて、手順4で弓を引き絞ると、リンクがそのカメラと同じ方向を向いてしまいます。

上で書いた通り、リンクの後ろにバクダンが出てくるので、こうすると失敗してしまいます。

そういった意味でも弓は引き絞らない方がよく、一直線も意識してみるといいでしょう。


もう一度成功例を貼っておきます、手順や補足と照らし合わせてみてください。

(再掲)WB成功例


WBのポイント

では、WBのポイントを見ていきましょう、以下の3つです。

  • 2つのバクダンの順番は固定する
  • 成功例でリズムを掴もう
  • 負荷が軽いところで練習しよう

それぞれ、詳細を見ていきましょう。


2つのバクダンの順番は固定する

まず、2種類両方のバクダンを使用するのですが、2種類の順番はどちらでも可能です。

が、少なくともどちらかに固定することを強くオススメします。

ただでさえ忙しい操作なのに、やる度に左右が変わってしまうと余計に難しいです。


ちなみに、1個目(爆破する方)を丸型、2個目(リンクにぶつける方)を角型にすると、方向の制御が可能になります。

私はまだその域に達しておらず、解説はできませんが…それを見据えて、この順にするのがいいでしょう。


成功例でリズムをつかもう

このWB、1回成功するまでがかなり難しいです。

何が難しいかというと、それぞれの操作をするタイミングが分かりづらいのです。


そこで、成功例を何度も繰り返し見て、感覚でリズムをつかみましょう。

操作を身体で覚え、リズムの感覚を捉えられれば、成功率はグンと上がるはずです。

頭で操作をイメージしながら、成功例を繰り返し見てみてください。


負荷が軽いところで練習しよう

これがなかなかに厄介です。

もしかしたら、いくら練習してもできない、という場合があるかもしれません。


その場合、練習している場所が原因の可能性があります。

このゲーム、制限速度が存在するのです。

それを超えた瞬間、スピードが強制的にゼロになります。

この現象のことを、ラグ止まりといいます。

実際に起きると、以下のような挙動になります。

ラグ止まり発生時の挙動


通常のWBであればそれを超えることはないのですが、一部、ゲームが速度を倍と認識してしまう条件があります。

他にあるかは知りませんが…その1つが、処理落ちしているときです。

具体的に言うと、コログの森やリトの村周辺、普通にプレイしていてもカクつくときがあると思います。

そこでWBをするためには、カメラを処理の軽い方向に向けるなどの対応が必要で、難易度が高いです。

逆に、ゲルド砂漠はかなり処理が少なく、ラグ止まりが発生することもそうそうないので、練習場所としてオススメです。


応用技「空中WB」

このWB、なんと空中から出すことができます。

本記事では、先ほどの地上からのWBは「地上WB」、空中からのWBは「空中WB」と呼ぶことにしましょう。


やり方

まず必要なものについて、地上WBから段差が要らなくなり、パラセールが必須となります。

それ以外のリモコンバクダン、弓矢、体力は同じく必須、大剣武器は不要です。


やり方は以下の通り。

  1. 空中でパラセールを開き、飛びたい方向を向いてできるだけ静止する
  2. カメラを横に向ける(必須ではないが推奨)
  3. リンクを前方に移動させ始めると同時に1個目のバクダンを出す
  4. ちょっと間隔を開けて空中弓矢のスローを発動する
  5. 2個目のバクダンを出す
  6. 1個目のバクダンを爆破する
  7. 噛み合えば吹っ飛ぶ

地上と操作は異なりますが、結局やっていることは同じです。

これも、成功例を見てみましょう。

空中WB成功例


空中WB固有のポイント

さて、空中WBを使うと、体力やスタミナが続く限り、延々と飛び続けることが可能となります。

が、1つ空中WB固有のポイントがあります。

何かというと、失敗した時です。


空中WBで失敗し、2個目のバクダンがどこかに吹っ飛ぶことがあります。

体勢を立て直し、もう一度チャレンジすることもできるのですが、ポイントはそこ。

失敗して吹っ飛んだバクダンが近いと、消えずに残っていることがあるのです。

先に爆破しておかないと当然できないので、しっかり確認するようにしてください。


ちなみに、地上WBと同じくバクダンの種類はどっちでも飛べますし、リズムも成功率を上げてくれます。

特にリズムはしっかり把握するだけで私も安定したので、かなりオススメです。


WBの原理

では、WBの原理を見ていきましょう。

WBの原理は理解してなくても問題ないタイプなので、無理に読む必要はありません。


なぜ吹っ飛ぶかは先ほども書いた通りで、片方のバクダンで他方を吹っ飛ばし、それをリンクにぶつけるものでした。

しかし、通常プレイを思い出すと、普通は誘爆していましたよね?

実は、そのあたりがこのWBの鍵になります。


バクダンの爆風ですが、2つの判定があるようです。

1つは衝撃判定、それに触れるとダメージを受けて吹っ飛ぶものですね。

もう1つが誘爆判定、他方のリモコンバクダンが触れると誘爆する判定です。

これ、通常は誘爆判定の方が大きいか同じ大きさかで広がっているようです。

しかし、空中弓矢のスロー中だと、衝撃判定が先に広がります。

その結果、先に衝撃判定に触れたバクダンが、爆発せずに吹き飛ぶことになります。


実際にやってみると、以下のような感じですね。

(検証)誘爆しないバクダン

スロー中に爆破した方は、誘爆せずに吹っ飛んでると思います。

これを利用して、バクダンを吹っ飛ばしてリンクにぶつける、以上がWBの原理です。


まとめ

今回は、WBを解説しました。

恐らく吹っ飛び系の中では最も手軽な技でしょう。

段差さえあれば大体どこでも可能なこの技、探索にもってこいだと思います。

操作も慣れてしまえばかなりカンタンな部類なので、是非やってみてください。


ブレワイやティアキンをより楽しむために…

さて、この記事を読んでいるということは、少なくともブレワイの通常プレイはある程度やっていると思います。

もしかしたら今はティアキンをメインでプレイしていたり、そっちもクリアしているかもしれませんね。

そんな方であれば、もちろん紹介しているようなグリッチ技でスパイスを求めるのもいいでしょう。


でも、こんな記事書いておきながらアレですが…ゲーム本来の楽しみを1つ、グレードアップするのはどうでしょうか。

このゲーム、世界の広さや冒険感もそうなのですが、それを引き立てる音響が素晴らしいです。

ヘッドホンなんかでプレイすると、本当にリンクがいる場所にいるかのような、凄まじい臨場感を味わうことができます。

ブレワイもそうでしたが、ティアキンはさらに音が進化しており、もうここで書くのは無理というほど

それを活かすには、やはりワンランク上のイヤホンやヘッドホンを使うのが一番いいでしょう。

SwitchはBluetoothイヤホンも接続できますが、遅延の可能性があるため有線を強くオススメします。


新品だと金額的に手が出しづらいという場合でも、e☆イヤホンさんなどの中古を取り扱うお店も多くあります。

是非、お気に入りのイヤホンなどを使って、よりハイラルの世界を楽しんでみてください。

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