この記事をご覧頂いたということは、恐らくブログを含む何かしらのWebサイトを運営している方、あるいはこれから運営しようとしている方だと思う。
そして、SEO対策をしてくれと頼まれた、もしくは自分からやってみよう、といった感じではないだろうか。
今回から、そんなSEO対策について、以下の本を参考に勉強した内容をまとめていこう。
…そう、2020年頭から当ブログ運営を開始した私は、今までSEO対策から目を背け続けてきた。
まあ趣味でやっているから別にいっか、と思っていたのだ。
しかし、やはりブログをやっているからにはより多くの方に見ていただきたいと思い、ようやく重い腰を上げて勉強することにした。
これから、ともに知識を身に付け、改善できるよう頑張っていこう。
当記事は、そもそもSEO対策とは何かという部分の解説がメインだ。
そして、他の記事を公開したら、この記事からリンクを貼ることにする。
本文中にも書くが、SEO対策は正解が存在しない…いや、存在自体はすると思うがそれを知る術がない。
そのため、あまり悩みすぎず、できることをしっかり確実にやっていこう。
SEO対策とは
そもそも、Webサイトを運営しているとよく聞くSEO対策というワードだが、その意味はご存じだろうか。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、日本語っぽく言うと「検索エンジン最適化」となる。
検索エンジンはGoogleであったりYahoo!であったり、あるいはBingなどが該当する。
ようは、何かキーワードで検索してWebページを表示するものが検索エンジンだ。
それに対して最適化する…つまり、改善してより上位に表示されやすくするのがSEO、というわけだ。
ちなみに…今日本ではGoogle、あるいは同じエンジンを利用しているYahoo!の利用者数が非常に多い。
そのため、そこに対してだけ対策をすればいい、というわけでもないことは注意しておこう。
海外だと別の検索エンジンがよく使われていたり、また時代の移り変わりでシェアが変化する可能性もあったりする。
根本の考え方は同じだと思うが、一個に集中しすぎないようにしよう。
なぜSEO対策が必要なの?
こうお思いの方もいるだろう。
そんなに頑張って検索結果の上位に表示されなくても、見てくれる人はいるのではないか、と。
確かに、ゼロではないと思う…が、非常に少ない。
というのも、皆さんが普段何か調べる時を想像してみて欲しい。
まず、Googleなどの検索エンジンを開いて、関連するワードを打ち込んで検索するのではないだろうか?
そして、その中から先頭、あるいはそれに近いページを表示するはずだ。
つまり、上位に表示されるだけで、その検索をした人からアクセスされる確率がグッと上がる。
…逆に言えば、上位に表示されないだけで、ほとんど見てもらえなくなってしまうのだ。
それだけでなく、参考書の一説を引用させてもらおう。
検索結果の上位に表示されることは、より多くの集客が見込めるだけでなく、利用者の信頼感を高めることも期待できます。それはGoogleやYahoo!が「お墨つき」を与えたWebサイトと見なされるからです。
成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座 P11
Webサイトの利用状況の調査をすると、「1番上に表示されていたから、良いサービスだと思った。」という答えが多いことに驚きます。多くの人は、検索結果としての順位を、コンテンツの価値の指標としてだけでなく、サービスの良し悪しの指標としても利用しているのです。
何か、商品を販売するサイトだった場合の話になる。
その商品の名前で検索すれば、まあ大体はそれが一番上に来ることだろう。
しかし、例えばその商品の一般名詞…具体的には、ウォーターサーバーだったり、何らかのスクールだったり、そういったワードで検索する人もいる。
そんな時、一番上に来たサービスは、確かになんか良いものに感じるのではないだろうか。
こんな感じで、単にクリック数を増やすだけでなく、サイトを見てくれる方への安心材料としても検索結果で上位を取ることは重要になってくるのだ。
SEO対策の弱点
さて、上手くやれば検索で上位を狙えるようになるSEO対策なのだが、弱点もいくつか存在する。
まず、これは特に公開直後のWebサイトに当てはまることなのだが、最初半年ほどはいくら頑張ってもなかなか伸びない。
これは…正直どうしようもない部分があって、まず一つの理由は検索エンジンが新しいサイトを見つけるのに時間がかかる、というお話になる。
今や膨大な量のWebサイトがあるために、検索エンジンになかなか見つけてもらえない、という感じだ。
同じ理由で、対策結果が出るのにもタイムラグがあると思うので、即効性はあまり期待しない方がいいだろう。
もう一つ、これも単純で、長い期間運営されている方が多くの利用者がいるため、評価されやすい。
…が、逆に言えば最初はほとんど人が来ないので、基礎ができたらとりあえず公開し、そこから微調整して形を整えていく、という方法もあるようだ。
これにより運営期間を長くして、より評価されやすくしよう、という考えになる。
二つ目の弱点、それは自発的な対応ができない場合があること。
例えば、上位を狙いたいキーワードがあったとしよう。
その時、すでにそのキーワードの上位を取っているサイトがめちゃくちゃ強かったら…ぶっちゃけ、どうしようもできない。
あるいは、そもそもそのキーワードで検索されることがほぼ無ければ、1位を取ったところでアクセスは見込めないだろう。
こんな感じで、キーワードによっては諦めるしかないかも、という状況になってしまう。
…が、これには回避策がある。
狙うキーワードを、変えればいい。
まだ該当部分を読んでいないので詳細は分からないが、参考書に…
しかし、SEO対策ではさまざまな関連データを簡単に取得できるため、反対に検索件数が多く、ライバルの弱いキーワードを探すこともできます。
成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座 P13
との記述があるので、その部分を楽しみに待っておこう。
三つ目の弱点、これが冒頭にちらっと書いた内容で、正解が分からない。
あくまで、経験則や仮説に基づく内容である、ということはしっかり認識しておこう。
…とはいったものの、Googleでは公式でSEOに関する情報を公開していたりする。
以下にそのリンクを貼っておくので、気になる人はそちらも見てみよう。

SEO対策の3大分野
ここからが本題だ。
SEO対策と言っても、その内容は多岐に渡る。
しかし、それを大まかに分類することができ、以下の3種類がある。
- 外部対策
- 内部対策
- 環境対策
一つずつ、概要を見ていこう。
外部対策
外部対策は、サイト外からのリンクを集めるための対策だ。
SEOでよく語られる内容として、「被リンク(外部からのリンク)が多いサイトは良いサイトだ」というものがある。
まあ文字通り、これを実現するためのジャンルが外部対策になる。
…実は、過去にこれがかなりの影響を与えていた時代がある。
その時は、被リンクを購入することでページの表示順位を上げるようなこともできていたらしい。
しかし、最近ではそういった外側からのリンクは優先度が下げられ、そのサイト自身の評価に基づきやすくなっているそうだ。
もちろん影響がゼロというわけではないと思うが、無理して獲得しようとするよりも、別の内容をしっかりこなして、あとは純粋なコンテンツで自然な被リンクを獲得するのがベターだろう。
というわけで、本シリーズでは外部対策は恐らくあまり扱わない。
内部対策
内部対策は、言ってしまえばサイト自身の価値を高めるための対策。
一つ上の話と合わせると、内部対策をしっかりすればいいのではないか?と思われる方もいらっしゃるだろう。
半分正解だ。
確かに、外部対策は具体的に何かする、ということはあまりないだろう。
むしろ、あまり変に(例えば購入するなどして)被リンクを無理やり得ようとすると、大体バレて逆効果になったりする。
そのため、上に書いた通り、サイトの中身自体をより良いものにして、実際に他サイトからリンクを貼ってもらう、自然な被リンクを集めるのがいいだろう。
で、そのサイト自体を良くするのが内部対策であったり、それに沿って作られたコンテンツになる。
具体的には、検索エンジンに対して評価してもらえるようなコンテンツを作り、早く正確に伝えることなどを行っていく。
詳細は…また別の記事で詳しく書こう。
半分正解と書いたが、残る半分は結局コンテンツが良くなければいけない、というお話だ。
これはまた後程見ていこう。
環境対策
私はこれは初耳だった。
環境対策も文字通りで、サイトを運営するための環境を整える対策。
具体的なものだと、サーバの処理能力やレスポンシブ対応(PC、スマホどちらからでも見やすい表示にすること)などが挙げられる。
場合によっては、内部対策の一つとして紹介されているところもあるだろう。
で、これらはどちらかというとより順位を上げるためではなく、不必要に順位を下げないために行うもの、というイメージだ。
いくら素晴らしい内容を適切な方式で掲載しているサイトでも、表示に1分もかかっていたら利用者は離れてしまうだろう。
検索エンジンは、そういった部分も評価している、ということだ。
また、ここも対策を行うことで見に来る人のためにもなる。
結局は、見てくれる人のために行うことが多い。
最も重要なのは、結局中身
さて、ここまでSEOとは何ぞやという部分にフォーカスして、少し具体的な内容も出してみた。
しかし、これらだけ行えば上位が取れるかというと、そういうわけでもない。
ここまでの話は、サイトの仕組みや枠組みといった話になる。
その枠だけで運営するわけではなく、実際にはそこに載せるコンテンツを見に来てもらう。
つまり、結局はそのコンテンツが一番重要だ。
ひと昔前までは、検索エンジンはそのコンテンツまで十分に評価することができなかったために、小手先のテクニックで検索上位を取ることができていたようだ。
ところが、時代が進むにつれ、そういった部分の評価もできるようになってきている。
SEOさえやっていれば大丈夫、というわけでもないところはしっかり覚えておこう。
まとめ
最後に、今回の内容をざっとまとめておこう。
- SEO対策とは、検索エンジンで検索された時により上位に表示されるよう行う対策
- 上位に表示されることにより、アクセス数や信頼性の上昇が期待できる
- 大きく3分野ある
- 外部対策:被リンクを増やすための対策、実質コンテンツの質を高めることが対策になる
- 内部対策:検索エンジンからの評価を高める、サイト自体に行う対策
- 環境対策:サイトの運営環境を整え、不必要な減点を受けないための対策
- 結局大切なのはコンテンツであり、SEOはそれをより効果的にするためのもの
こんなところだろうか。
結局、検索エンジンが何を良いとするかは、見ている人のためになるか、見ている人が使いやすいかというところになる。
つまり、来てくれた人のために行うことが、SEO対策だと言ってもいいのかもしれない。
また、本文中に貼ったGoogleのガイドラインも非常に参考になるはずだ。
以下にリンクを再掲しておくので、そちらも併せて確認するといいだろう。

他記事へのリンク
今後、SEOに関して勉強した内容を色々と記事にするつもりだ。
公開したら以下に貼っていくので、もしよければたまに覗きに来てくれると嬉しい。
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