先月末あたり、以下の記事を公開した。
タイトル通り、禁煙始めましたという感じの記事だ。
その記事では、どちらかと言うと禁煙方法…?にフォーカスして書いていた。
まあ、まだ開始して1週間ちょっとの状態だったので、そこまで経過を書けなかったというのもある。
で、今この記事を書いているのは、禁煙を開始してから1ヶ月以上経過した状態。
よく言われるボーダーの3週間を乗り切ったので、改めて経過を色々書いてみることにする。
もし禁煙を考えている方は、この記事でどんな感じかを想像しつつ、以前の記事でやり方を見てもらえればと思う。
喫煙時の状況
さて、禁煙の様子の前に、そもそもどのくらいタバコを吸っていたかなども分かっていた方がより参考になるだろう。
上の記事にも書いているが、サクッと紹介させてもらう。
まず、喫煙歴は10年弱、成人直後から吸い始めた。
禁煙直前に吸っていたのはメビウスの10mgボックス、2日かけて1箱を吸っていた。
で、今回の禁煙の1ヶ月ほど前にも一度禁煙にチャレンジしている。
その時は何も準備せず、ただ我慢するという方法だったが…わずか半日でギブアップ。
ぶっちゃけ自分に禁煙は無理だろうなと思っていた。
そんな時に見つけたのが、以下の本だ。
読むだけで辞められるなんて本当か?と疑いつつも購入し読んでみた。
その結果、1ヶ月以上の禁煙に成功、今現在ではタバコを吸いたいという感覚自体が消え去っている。
このあたり、詳細は以前の記事をご参照頂きたい。
禁煙の様子
では、大体1週間ごとくらいに区切って禁煙中の様子を書いていこう。
禁煙開始~1週間
ここは以前の記事にも書いた部分だ。
この段階でタバコを吸いたいと思うことがほとんどなく、禁断症状もなんとなく落ち着かない感じが数日出た程度に留まった。
…少し詳細に書くと、この落ち着かない感じに、結構な波があった。
というのも、私の場合元々作業の休憩時などにタバコを吸うことが多く、同じように作業していると唐突に落ち着かなくなることがたびたびあった。
なんというか、無理やり言葉にすると余裕で耐えれはする程度の不快感が襲ってくる感じだ。
耐えれはするので、もし禁煙する方がいらっしゃったら、ここは是非耐えて欲しい。
1週間~2週間
ここの区間、まあ結論から言うとタバコは吸わずにいられたのだが。
不快感がなぜか少しずつ強まってきており、かつ感じるタイミングが変わってきていた。
上に書いた通り、1週目は作業中、以前なら休憩するタイミングくらいで感じていた。
が、この週は移動中やふとコンビニに立ち寄ったタイミングなど、ようはタバコが手に入るタイミングに感じるようになってきていた。
結局耐えられる範疇ではあったので問題は無かったが…正直、この時は「より不快感が強くなったらキツいな」という感じだった。
が、同時に「今吸ったらこの感覚をもう一度耐えなきゃいけないのか…」とも思っており、これがかなり効果を発揮していたと思う。
2週間~3週間
この期間も、1週前とほぼ同じ感じが続いていた。
が、不快感は弱まってきており、意識して我慢しなくても問題ないレベルに。
このあたりで、もう本当に一生吸わなさそうだなと感じ始めた。
本では「真実が見える瞬間」のような感じで紹介されていたが、多分私はこの時がそれだったと思う。
3週間~1ヶ月
ここなのだが…Twitterで呟いていた通り、新型コロナに感染した。
症状は高熱とそれ由来の身体のだるさ。
しばらく家に籠りっきりの生活をするしかない状態に。
で、そんな状態だったからこそかもしれないが…この期間は、そもそもタバコのことを忘れる程度には離れることができた。
以前であれば、例え風邪をひいて喉がやられていようとタバコは吸っていたので、それを考えればかなり大きな前進だろう。
なお、現在は体調が回復しきって自宅療養期間も無事終了し、元の生活に戻れている。
…ぶっちゃけると、もし禁煙していない状態で感染していたらと思うとゾっとする。
というのも、自宅では吸わないようにしていたので、自宅療養中は強制的に禁煙せざるを得ない状態だったのだ。
そもそも一歩たりとも外出できないストレスがある上で強制禁煙までさせられたら、どうなってたか…
色んな意味で、先に禁煙しておいてよかったと思った。
禁煙の成果
上では精神状態をメインに書いていたが、それ以外のことも少し書いておこう。
まず、禁煙すると味がよく分かるようになるといった話をよく聞くが…私はぶっちゃけよく分からなかった。
体重が増えるというのもたまに耳にするが、これは味が分かるようになることで食事量が増えることが原因だろう、こちらも特に変化なし。
では、体力はどうなのかというと…コロナに感染して1週間家に閉じこもっていたせいで体力がめちゃくちゃ落ちている。
禁煙による効果以上に落ちてるだろうから全く分からない。
といった感じで、一般的に言われている禁煙による身体的な変化はほとんど感じられていないのが正直なところだ。
…しかし、1個明らかに改善されたものがある。
作業の集中力だ。
経過の中でも書いた通り、最初はむしろ不快感で集中力は減っていた。
しかし、ある一線を越えてからはかなり作業に集中できるようになっている。
前までよりも、同じ時間での作業量が明らかに増えているのを感じているため、思わぬ収穫といった感じだ。
そしてもう1つ、やはり一番大きなのはお金の節約だろう。
先ほども書いた通り、私は2日で1箱程度吸っていた。
1箱580円、1ヶ月を30日で計算すると月に8,700円タバコに使っていたことになる。
年に直すと10万以上、禁煙にかかった費用は本1冊の1,000円弱のみ。
これがメインの目的だったわけではないが…やはり嬉しいものだ。
おわりに
完全に禁煙できたと思ったので、このタイミングで色々とまとめてみた。
もちろん、この記事を見た喫煙者全員に禁煙を強要するものではないが…少しでも禁煙したいという気持ちがあるなら、個人的には禁煙することを強くお勧めする。
やり方も、私の場合は本1冊を読むだけで終わっている。
最初はこの費用を回収できるまで、という目標もアリだと思うので、小さなチャレンジからでも禁煙を始めてみてはいかがだろうか。
オマケ:節約できる費用はいくら?
さて、ちょっとオマケだ。
禁煙の目的というのは、大体3通りに分けられると思う。
- 自身の健康のため
- 周囲の環境のため
- お金の節約のため
このうち、お金のために禁煙したいという方向けに、成功したらどのくらいの節約効果があるかを簡単に計算できるようツールをご用意した。
前提は、完全に禁煙できた場合にいくら分浮くか、逆に言えば今いくらタバコに使っているかの確認でもある。
以下のフォームで、ざっと見積もってみて欲しい。
1日に吸う本数:
1箱の本数:
1箱の金額:
1ヶ月:(未計算)
1年:(未計算)
ただ、とりあえず正常な値を入れた時に計算できることしか確認してないので、数字以外の入力や未入力で計算するとおかしなことになると思うが…許してほしい。
また、1ヶ月は30日計算、1年の計算は1ヶ月の値を12倍してるだけなので、厳密ではないのもご了承願いたい。
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