【なぜできない?続かない?】モチベーションの真実 -課題編-

思考系

ダイエットが始められない…」とか、「ブログ更新滞ってるよ…」とか。

そんな経験はないだろうか。あるいは、なんとか続けられているけど、気分が乗らなかったり

恐らく、ほとんどの人はあると思う。

で、その時によく言われているのが、「モチベーションを上げようor保とう」という話だ。

確かに、モチベーションがあればとりあえず始めて、更に継続はできるやらないよりやった方がいいのは明らかだろう。

というわけで、この「モチベーション」について書いていこう。

何かと参考にできる部分はあると思うので、よかったら目を通してみて欲しい。

今回は課題編ということで、「なぜモチベーションを上げられないor保てないのか」を解説していく。

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内容に入る前に

そもそも、モチベーションとは?

これを先にはっきりとさせておこう。というわけで、広辞苑の出番だ。

モチベーション【motivation】
①動機を与えること。動機づけ。誘因。
②物事を行う意欲。やる気。「―を高める」

モチベーション【motivation】 – 広辞苑無料検索

一般的に言われるモチベーションは、二つ目だろう。やる気と言い換えるとしっくりくる。

つまり、何か物事をやろうとしたとき、自分がそれに対してどれくらいの意思でやろうとしているか、というのがモチベーションだということになる。

なぜモチベーションは高い方がいいのか

ほとんどの人は分かってもらえていると思うが、念のため書いておく。

モチベーションが高いと、その物事に対する抵抗が減る

抵抗が減るということは、始めやすい。そして実際に始められる

で、始められたのだから、やらないよりも成長している。

というわけだ。

続ける場合でも、もちろんやる気があった方が続けやすい

それともう一つ。上に書いた通り、モチベーションが高い抵抗が少なくなる

ということは、精神衛生上もいい。嫌々やるより、進んでできた方がいいに決まっている。

モチベーションの難しさ

ちなみに、Google先生に聞いてもらえばわかると思うが、すでに膨大な量の「モチベーションの上げ方」だったり、「モチベーションの保ち方」というものが出回っている

その内容も様々で、例えば一度リラックスさせたり終わったらご褒美を自分にあげたり

もちろん、それらにもしっかりと効果はあると思っている。

…とはいえ、モチベーションが上がらないことで困っている方の中には、もうすでに調べて、更に試している方もいらっしゃると思う。

で、ここまで読んでくださっているということは、試してダメだったのではないだろうか?

注目ポイント

さて、これまで何気なく二つの言葉を使っていた。

モチベーションを上げる」と、「モチベーションを保つ」だ。

波をイメージしてもらうとわかりやすい。

モチベーションを上げるのは、低いモチベーションを、高い状態に引き上げる

モチベーションを保つのは、すでに高いモチベーションを、その状態で維持する

これをしっかり分けて考えないと、対応も難しくなる

というわけで、ここからはこれらそれぞれについて、なんでそれらが難しいのかを考えていこう。

モチベーションが上がらない2つの理由

まずは、モチベーションが上がらない理由を見ていく。

なぜやるのかはっきりしていない

そもそも、何か取り組むときに、それをすることでどうなりたいのだろうか。

ただ「流行っているから」とか、「言われたから」とかでやっている場合、この理想形が分かっていない場合が多い

学生時代の勉強を思い出してほしい。先生や親から「あんた勉強しなさいよ」と言われて、嫌々机に向かう。

相当苦痛だったのではないだろうか。モチベーションなんてあったもんじゃない。

これはなぜかというと、なぜ勉強するか」という部分が分かっていないからだ。

やらなかった場合の影響

趣味だったり、あるいは新しいビジネスをやろうとしてる方にこれが当てはまると思う。これが大きい上、対処が難しいのが厄介だ。

例えば、運動不足なので筋トレを始めようとする。運動不足解消のためなので、やる理由ははっきりしている。

しかし、実際はやはりなかなか始められない。なぜか。

では、その筋トレをしなかったとしよう。どんな影響があるのだろうか

…これ、実は影響がないのだ。別に筋トレをしなくても普段の生活は問題なくできる

もっと言えば、何もしなくても問題ないのに、なんで余計に負荷を掛けなければいけないのだろうか?

と、こうなってしまうのだ。

上にビジネスとも書いたが…これも、やらなくても今の生活がそのまま送れる

その今の生活が本当に火の車で「今すぐやらなきゃ死ぬ!」というレベルなら、そもそもこんな記事読む前にどうやったらビジネスを始めるか調べて、すぐに始めているだろう

そもそも、人間は変化を嫌うものだ。新しいことを始めるハードルというものは、相当に高い

なので、それなりのモチベーションがないと、どうしても始められない

まとめると

なんでやるのか、やるメリットがわからない。

別にやらなくてもデメリットがない。

だから、モチベーションが上がらないのだ。このあたりは、理論的な理由とも言えるだろう。

モチベーションが続かない2つの理由

今度は、続かない理由。波が落ちてしまう方だ。

負荷がかかる

私の実例で話そう。上にも例を出したが、筋トレだ。

つい3週間ほど前から筋トレを開始した。で、やっているうちに楽しくなってきて、数日前に、1日にやる量を一気に増やした

その結果どうなったか。

…次の日には「うわ、この量やるのか…」とビビってしまい、そのままやめてしまっている

こんなふうに、自分がやるには厳しすぎる条件をつけてしまっている…つまり、負荷がかかっている、というのがモチベーションが続かない理由の一つだ。

この負荷は、自分が考えているより高いと思ってもらった方がいいだろう。

それに、やる量を途中で上げなかったとしてもこう思ってしまう可能性は十分にある

何しろ、定着するまでは、それをすること自体が負荷になっている。

私の例のように、あまりに高いボーダーを決めてしまっては、自分の許容量を超えてしまうのだ。

そうでなくとも、やってるうちにだんだん厳しくなってくることだってある。

…そろそろ私もメニューを軽くして再開しようと思う。

忘れる

まあ、これを言ったら元も子もないかもしれないが…

人間は、忘れる生き物である。何か始めても、ある日忘れてしまうことがある。

例え思い出せても、それが遅い時間とかになると「あっ…まあ今日はもういいや、明日やろう」となってしまう。

そして、一度そうなってしまったらより忘れやすくなり、最終的には完全にやらなくなってしまう

モチベーションが下がるどころか、完全に消えてしまうのだ。

まとめると

続けるのには負荷がかかる。まあ、つらい

それに、忘れかけて、「後でいっか」となる。

こちらは、上がらない理由と比べて、感情的な理由と言える。

理由編まとめ

モチベーションは、上げるのも、保つのも、難しい

上げるのには、理論的な理由が邪魔をする

保つのには、感情的な理由がその波を壊す

では、どうすればいいのか…については、次回解決編として考えていこう。

更新情報はTwitterで呟いている。解決編を投稿したら宣伝するので、よかったらページ下部のアイコンから覗いていってほしい。

それでは、解決編でお会いしよう。

最後に

ご覧いただいている方に、一つ宿題を出そう。

普段あなたがやろうとしているけど始められない、あるいはやっているけど続けられないものについて、これらのどれが理由になっているか考えてみて欲しい。

私も、自分の例をいくつかピックアップして、次回紹介しようと思う。

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