Google検索を使って被リンクを調べてみる

雑記系

今回の内容は、主にブログやWebページを持っている方向けだ。

SEO(検索エンジン最適化、検索結果で上位に表示されるように行う対策のこと)に触れたことがある人なら、気になることがあるだろう。

そう、被リンクだ。

外部のサイトから自分のサイトに向けて貼られるリンクのこと。

これがあると、他の人も紹介している…つまり、それだけ有益なサイトと判断されるため、良い効果をもたらすとされている。

まあ、SEOは正解が無い世界なので、これも正しいか分からないのだが…

とはいえ、それがなくとも自分のサイトを使ってくれている、ということになる。

どんなサイトか、気になるだろう。

一応、Googleが提供しているSearch Consoleを使えば確認はできる。

が、正直私はよく見方が分かっていない。

そこで、そんな無知な私でも簡単に被リンクを貼ってくれているサイトを調べる方法を紹介しよう。

前半、いきなりその方法を解説する

単に調べたいだけの方は、ここだけ見てくれれば大丈夫だ。

後半、そこで何をやっているかを解説する

他にも応用できる何かがあるかもしれないので、気になる方はこちらも見て欲しい。

なお、被リンク調査というと上に挙げたSearch Consoleのように大体は専用のツールがあるイメージだが、今回はツール等使わない方法を紹介する。

特別な準備も不要、時間も1分程度で調べられる。

が、その手軽さの反面、シンプルにどこのサイトから貼られているかのみしか分からないし、正確性も不明

参考にするかは、皆さんにお任せすることにしよう。

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被リンクの調査方法

では、とりあえず被リンクを調べたい方向けに、早速方法を紹介しよう。

必要なものは、ネットに繋がる環境と、Webブラウザだけ。

もちろんPCでもスマホでも可能だ。

まず、ブラウザでGoogle検索を開く。

次に、検索ボックスに以下の内容を入れる

link:(被リンクを調べたいサイトのドメイン) -site:(被リンクを調べたいサイトのドメイン)

この2つの間は半角スペースで問題ない。

例えば、今ご覧頂いているこのサイトであれば、ドメインはshinoarchive.comなので…

link:shinoarchive.com -site:shinoarchive.com

と入れればいい、という感じだ。

あとは、検索ボタンを押すだけ。

これで出てきたサイトが、リンクを貼ってくれているサイトになる。

以上だ。

やっていることの意味

ここからは、上でやっていた内容を解説していこう。

Google検索には、幾つかテクニックというものが存在する。

私も忘れていたが、以前この検索テクニックについて、軽く記事を書いたこともあったらしい

で、これを使うと、例えば「スペースを含んだ文字列」を検索したり、あるいは「特定の条件で除外した結果」を表示したりできる。

この機能から3つ、組み合わせているだけだ。

あるページへのリンクが貼られているページを検索する

1つ目、ある特定のページへリンクが貼られているようなページを検索できる。

先ほどの例だと、前半のlink:(被リンクを調べたいサイトのドメイン)という部分だ。

このように、link:の後ろにURLやドメインを書くことで、そのURL等に向けたリンクが貼られているページを検索することが可能だ。

一応、これだけでも被リンクは調べられる。

が、これだと例えばブログで自分の別ページへのリンク(内部リンク)を貼っていると、それも出てきてしまう。

それを除外するのが、2つ目と3つ目だ。

特定のサイトのみを検索する

2つ目、これは検索する範囲を狭めるもの

本来は、例えばWikipediaのみを検索したい場合なんかに使えるものだ。

書き方は、site:の後ろに調査範囲としたいサイトのドメイン等を入れる。

Wikipediaの中で、例えば「日本」という単語を探したい場合は…

日本 site:ja.wikipedia.org

と入れることで検索が可能だ。

これと3つ目を組み合わせる。

特定の条件で除外する

3つ目、一番簡単なものだ。

上で紹介したような内容はもちろん、普通のキーワードでも使えるもので、それに該当しないページを検索できる

キーワードならそれを含まないページリンクであればそのリンクが貼られていないページ、といった感じで検索することになる。

やり方は、検索したい条件やキーワードの前に半角ハイフンを付けるだけ。

例えば、当ブログをご覧頂いたことがある方ならご存じかもしれないが、私は音ゲーが好きだ。

特にbeatmania IIDXをやり込んでいて、その中で気になった曲名があるとしよう。

Pollinosisという曲がある。

この曲名の、本来の意味を調べたいとしよう。

また、綴りも分からないという想定で、カタカナで「ポリノシス」を調べる。

全然聞いたことがない単語なので、そのままこの曲名だけで調べると弐寺の曲が出てきそうだ。

というわけで、「弐寺」という単語を除外しよう。

ポリノシス -弐寺

まず、これで通常のポリノシスという単語を調べた上で、そこから「弐寺」という単語が含まれるページが除外して表示される。

で、実際に調べてみると…どうやら、遊戯王のカードで同名のものがあるようだ。

ということで、それも除外してみる。

ポリノシス -弐寺 -遊戯王

これで検索すると、「花粉症」という訳を見つけることができる。

本題と全く関係ないのだが、このPollinosisという単語は花粉症の生物学における名前で、通常の花粉症は「Hay Fever」という。

…なお、後で試したら最初の-弐寺が無くても遊戯王のものが大量に出てきた。上手い例を見つけるのが難しい。

と、とにかく…これで条件の除外ができるようになった。

組み合わせ:特定のサイト以外を検索

さて、今紹介してきた2つ目と3つ目を組み合わせていこう。

2つ目で、特定のサイト内だけを検索することができた。

3つ目で、特定の条件以外を検索することができた。

これを組み合わせると、特定のサイト内だけ以外…つまり、特定のサイト以外を調べることが可能になるのだ。

さらに組み合わせ:特定のサイトへのリンクを持つ、特定のサイト以外を検索

今紹介した組み合わせと、1つ目をさらに組み合わせる。

1つ目で自分のサイトドメインを指定することで、自分のサイトに向かうリンクを貼ったサイトを検索。

2つ目に自分のサイトドメインを指定し3つ目と組み合わせることで、自分のサイト外を検索。

これで、外部サイトのうち、自分のサイトにリンクを貼ってくれているサイトを調べることができる、というわけだ。

おわりに

もう記事を読みながら検索している方が多いのではないだろうか。

そのくらい、簡単にできる方法だ。

とはいえ、Google Search Consoleで出しているものとは差があるかもしれない

どちらが正確かと言えば、そういった解析の専用ツールであるサチコの方が正確なはず

やはり、そちらがしっかり見れる方はそちらで確認した方がいいだろう。

私のようにそちらがよく分かっていない、あるいはサクッと調べてみたい方は覚えておこう。

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