皆さんは、プログラミングをするための力として何が必要だと思われるだろうか。
色々な要素があると思うが、私はその中でも「検索力」が重要だと考えている。
昨今ではインターネット上に様々な情報が溢れている。
ならば、それを上手く使っていこう、というお話だ。
なお、プログラミングとつけているが、実際はそれに限らない。
何事においても、重要な能力だろう。
「検索力」が重要な理由
早速本編に入ろう。
検索力が重要な理由は、以下3つだ。
- 独学で進められるから
- ほとんどの情報がネット上にあるから
- 基本動作を知っていれば、文法だけ調べれば大体書けるから
独学で進められるから
検索は自分で自由にできる。
つまり、自分でいくらでも調べて勉強することができる。
他の人に聞くという手もあるのだが、本当に欲しい答えが返ってくるとも限らない。
これは質問のしかたが悪い可能性もある。
しかし、それで繰り返しやり取りしていても互いの時間の無駄だろう。
それなら、自分でネットを漁ってほしい情報をゲットした方がお互いに得だ。
ほとんどの情報がネット上にあるから
私が初めてプログラミングに触れた約10年前は、まだネット上に情報が多くなかった。
しかし、最近ではほとんどのことがネットで調べられるようになった。
それだけ情報が増えている。
ぶっちゃけ参考書とか要らないのでは？と思ってしまうほど。
よほどニッチな情報でなければ、基本存在すると思っていいだろう。
基本動作を知っていれば、文法だけ調べれば大体書けるから
すでに複数言語を習得されている方ならわかると思う。
様々なプログラミング言語があるが、基本的な考え方は共通していることが多い。
そこを理解しておけば、新しい言語でも文法を調べるだけで多少書けてしまう。
その時にも、もちろん検索が使える。
軽く文法を見れば、簡単なものならすぐに書けてしまうだろう。
検索力を構成する2つの能力
さて、検索力が重要だということを書いてきたが、そもそもこの検索力とは何だろうか。
以下、私が考えている検索力の内訳を挙げてみよう。
- 欲しい情報を的確に検索する能力
- 複数の情報から正しい情報を取捨選択する能力
この二つだ。
欲しい情報を的確に検索する能力
当然なのだが、検索するからには欲しい情報が得られなければ意味がない。
そんな、欲しい情報を上手く結果に表示させるような検索ができる能力が欲しい。
これには二つのアプローチがある。
一つ目は、検索ワードで上手く絞り込むこと。
多くの人がやっていると思うが、どんなワードで調べれば欲しい情報が出てくるかを考え、狙って検索する。
このとき、どんなワードにするかはわりと経験がものを言う。
普段からしっかり検索していれば身についていくだろう。
そして、二つ目は検索テクニックを使用すること。
…私もあまり詳しくはないが、検索にはテクニックがある。
例えば、あるキーワードがタイトルに含まれている記事を探したり、スペースも含めた文を一つのキーワードで探したり、などなど。
特に二つ目のスペースを含めたキーワードは、プログラミングのエラーメッセージを調べる際なんかによく使える。
全てを網羅する必要もないが、一部知っておくと便利だ。
複数の情報から正しい情報を取捨選択する能力
一般的には検索力には入らないと思うが、私はあえて入れて考えている。
理由は、上にも書いたが情報が多量に存在するからだ。
それだけ情報が増えたということは、当然間違った情報や、実は関係ない情報がヒットする可能性も高くなる。
そういったものを見たときに、それが今本当に自分が欲しい情報なのかを判別するための能力だ。
ただ、プログラミングにおいては、これは非常に簡単な解決方法がある。
何かというと、公式ドキュメントを見ればいい。
慣れないと見づらい公式ドキュメントだが、慣れれば非常に使える。
そもそも、参照するために作られているので、これを使わない手はないだろう。
それでも分からなければ、補助的に他のサイトを参照する、という使い方にしてみよう。
なお、通常のサイトを見る場合には、そこが参考にしているソースをチェックするのも一つの手だ。
まとめ：溢れている情報を有効活用しよう
何度か本文にも書いているが、今では様々な情報がネット上にあふれている。
折角あるのだから、使わなければ損だろう。
そして、有効に使うための手段を身に付けておけば、更に有効活用できる。
特に、プログラミングに関してはもうこれらの情報だけで独学できるとも思っている。
使えるものは、どんどん使っていこう。
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