いくら練習しても地力が上がらない。
なんで上がらないのか、どうやったら上がるのか。
弐寺プレイヤーにとって、常につきまとう悩みだと思う。
今回は、私の経験から、
地力を上げるための2つのポイントを解説しよう。
地力の中には、認識力だとか鍵盤力だとか色々含まれる。
だが、今回解説する内容はその全てに当てはまるものだ。
まさに今悩んでいるという方は、
普段のプレイを思い出して考えてみて欲しい。
弐寺の地力を上げるたった2つのポイント
最も根底にある、抑えるべきポイントはたったの二つ。
- 頭を使う
- 楽しむ
非常にシンプルだ。
詳細を見ていこう。
ポイント1:地力を上げるためには頭を使おう
一つ目は、頭を使うこと。
ここには、4つのフェーズがある。
- 自分の弱点と、それを克服する練習を考える
- 練習する
- 成果があったかを確認する
- 次に向かうべき方向を考える
お察しの良い方ならお気づきだろうが、
これはPDCAサイクルだ。
自分の弱点と、それを克服する練習を考える
まずは、自分の弱点が何かを考える。
認識力が足りないのか、物量で体力が切れるのか、
それとも皿が上手くさばけないのか。
ここでは、できる限り
ピンポイントになるように分解していこう。
例えば皿に関してだと、
皿複合ができないのか、連皿が回せないのか、
といった具合だ。
これができたら、次にそれをどう克服していくかを考える。
基本的には、苦手分野が入った曲で練習することになる。
ここでのポイントは、できるギリギリより
一段階下のレベルにしておくことだ。
理由は二つ。
一つ目、できるギリギリだと、余裕がなくなってしまい、
ごまかす癖がついてしまう恐れがある。
これも伸びを阻害する要因になるので、
そこそこできるけどやりづらい…くらいを選ぶようにしよう。
二つ目、苦手だったりできないだったりという場合は、
基礎ができていないことになる。
基礎を抑えることが、地力を上げるのに必要である。
その基礎にあたるのが、一段階下のレベルなのだ。
勉強でも、いきなり応用問題を解こうとはせず、
まずは基本問題を抑えるだろう。
それと同じだ。
で、次は実践…なのだが、
その前に現段階の実力を確認しておこう。
ここでは、数値で明確に分かるようにしておきたい。
苦手な要素が入っている曲をプレイし、
そのミスカンを見ておく。
ただ、ランダムをかけている場合は
当たり外れで左右するので、平均を見ておこう。
練習する
ここは単純、上で考えた練習内容を実際に行う。
余裕が持てる内容にしているはずなので、
苦手な箇所をごまかさず、しっかりこなす意識を持つように。
また、慣れてないと何を練習するか忘れることがあるので、
それも常に頭に入れておこう。
…少なくとも私は慣れるまで結構時間がかかった。
そのプレイをする前に、
あらかじめ曲とオプションを決めてしまうくらいでいいだろう。
成果があったかを確認する
ある程度練習したら、その結果を確認する。
最初に実力を確認した曲を、もう一度プレイしてみる。
このミスカンがどうなっているか、前と比較しよう。
このときも、ランダムをかけているなら
当たり外れによる誤差も考慮する。
また、数字だけでなく、プレイしている感覚も
変わっているか確認するとなおよい。
苦手意識が消えるだけでも変わってくるので、
よかったら気にしてみよう。
次に向かうべき方向を考える
結果によって、次にすべきことが変わってくる。
もしあまり変化がない、あるいは下がっていたら、
練習量が足りないか練習内容が間違っているか。
それを修正する方向で進めていくことになる。
改善されていれば、次の苦手分野に進もう。
そして、いずれの場合も一つ目に戻る。
参考:PDCAサイクル
最初にチラッと名前を出したが、
これはPDCAサイクルと呼ばれるもの。
元々はビジネスでよく使われる考え方で、
より効果的に仕事を進めるためのもの。
計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)という
4つのフェーズからなる考え方だ。
それを弐寺に落とし込んでいる。
ビジネスという成長が要求されている分野で
使われる考え方なのだ。
使えないわけがない。
というわけで、これを最大限有効活用していこう。
ポイント2:最大の武器は「楽しむ」こと
二つ目のポイントが、この楽しむということ。
この効果は、上のPDCA並みに絶大だ。
ただ、この楽しむには二つの意味がある。
- ゲーム自体を楽しむこと
- 成長を楽しむこと
ゲーム自体を楽しむこと
当たり前だが、そもそもやらないことには始まらない。
で、嫌になってしまったら元も子もない。
なので、まずはゲームを楽しもう。
ゲームが楽しければ、おのずとプレイ回数が増える。
量より質とは言うが、
量も多い方がいいのは言うまでもない。
一個補足すると、モチベーションが低かったら、
PDCA最初の課題を「楽しむ」としてもいい。
たまにする寄り道が、思わぬ近道になっていることもある。
成長を楽しむこと
楽しむことの真髄が発揮されるのが、成長することを楽しむことだ。
ぶっちゃけ、これができれば他は要らない。
成長を楽しめるようになると、
じゃあ次はここを伸ばそう、と考えられるようになる。
伸びるのが楽しいから、全力で伸ばそうと思考をめぐらせる。
すると、意識せずとも勝手にPDCAが回せるようになるのだ。
が、ここで一つ注意。
これは、ランプ更新とはちょっと違う。
ランプ更新は、地力が上がった結果、目に見えて現れる成果だ。
ここまではいい。
これが、上位のレベルになってくると
どうしてもランプ更新が滞るタイミングが来る。
そうなると、例え地力が上がっていても
それが目に見えず、萎えてしまう。
PDCAの中で結果確認をミスカンにしたのはこれが理由。
ミスカンであれば、地力がより細かく反映される。
こういった、
成長を細かく実感できる指標を作っておくことがポイントだ。
で、どうやって成長を楽しめるようにするかだが…
最初はPDCAを回してほしい。
それで成長を実感することができれば、
楽しくなってくるだろう。
闇雲にプレイするだけでは地力は上がらない
ポイントを解説してきたように、
何も考えずにただプレイ回数を積み重ねるだけでは、
地力は上がらない。
これは、スポーツを例に考えると分かりやすい。
スポーツには、大体練習メニューというものがある。
これは、どう練習すれば実力が伸びていくか
考えられているはずだ。
数々の選手やコーチたちがどうしたら伸びるか考え、
それを体系的に表現したものが、練習メニューとなる。
だから、それをこなせば上達するのだ。
オリンピックに出場するような選手で、
「何も考えずただやみくもに練習してた」なんて
言う人はいないだろう。
つまりは、そういうことだ。
まとめ:頭を使いながら成長を楽しむ
これが極論だ。
これさえできれば、成長していくことができる。
普段のプレイを思い返して、
少しずつでいいので改善をしていこう。
最後に、ちょっとオマケを。
自分の弱点を探すとき、いきなりだとやりづらいと思う。
そこで、私なりに弐寺の実力を体系化してみた。
以下ページに記載しているので、参考にしてみてほしい。
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