どうも、シノだ。
見てる方の成長無視でどんどん投稿してるが、自分のペースで実力を伸ばしていけばいいので、ゆっくり見て欲しい。
さて、今回は弐寺の上達講座だ。今度こそ段位認定というものについて簡単に解説していく。
このモードは、自分の実力診断モードだ。課題曲4曲を、専用のゲージでクリアできれば合格になる。
この段位認定の詳細と、受ける際の注意点を解説していく。また、ランダムオプションについても解説を入れておこう。
対象者と本記事終了後の目標
まず、対象者はとりあえず画面だけ見て問題なく操作ができるレベル以上であること。運指に関しては早い方がいいが、こちらを先にやってもらっても構わない。
ちなみに、画面だけ見て操作するまではこちら、運指に関してはこちらに書いている。
そして、目標は段位認定の正しい遊び方を理解すること、だ。
…これを間違えると、とんでもないことになりかねない。是非、注意してほしい。
なお、ランダムオプションは半分オマケみたいなもの。別に、無理に取り入れる必要はない。
そもそも段位認定とは
改めて、この段位認定モードについて説明しよう。
上にも書いた通り、段位認定は、実力診断だ。あらかじめ決められた4曲を、順番にプレイする。で、専用の段位ゲージで最後まで完走できればクリア、その段位の称号が手に入る。
段位の種類は、まず一番下が7級。そこから級位が1級までの7種類。そして、その上に初段、二段と段位が十段まである。その更に上…中伝と、皆伝。
多くのプレイヤーは、この一番上、皆伝を目指している。最終的には、是非ここまで目指してもらいたい。
ちなみに、段位ゲージというのはその名の通り、段位認定モード専用のゲージ。
ミスすると減り、上手く叩けていると回復する、というのは通常のゲージと同じだ。
しかし、一番下まで減ったら…つまり、0%になったらその時点で曲の途中であろうと問答無用で打ち切られる。そうなったら、クリア失敗だ。また、1曲目はゲージ満タンで開始だが、2曲目以降は1曲目の最終ゲージを引き継ぐ。
ただし、救済措置(?)として、ゲージが30%以下になると、減少量が半分の「補正」という状態になる。
で、この状態だと案外減らない。焦らなければ、かなり固いゲージなのだ。とはいえ、それでも前々回解説したEASYゲージよりは減る。
で、もう一つ制限がある。が、まあこれは最初は気にしなくていい。この講座内で解説している段階では、普段のプレイもこの制限内で行っている状態だ。
分かる人向けに、譜面が正規、もしくはミラーでしかプレイできないことを指している。これについても、本記事を最後まで読んでもらえれば理解してもらえると思う。
段位認定自体の説明はこんなところだろう。
段位認定を受けてみよう
さあ、この講座を見て始めてくださった方は、画面を見て、狙ったボタンが叩けるようになった段階、もしくは運指を組んで練習している段階だと思う。
で、その状態になったら、一番下の7級から順番に1個ずつプレイしてみよう。あ、一度でも失敗したらそこで終了だ。
ここは、人によってどこまでできるかの違いがあると思う。人によっては7級すらできない…という方も、逆に初段くらいまで行けるという人も…いや、さすがにそれはないか。
まあ、大体4級~2級くらいになるのではないかと思う。
ここでやりたいのは、あくまで段位認定というモードを経験するだけだ。なので、「あとちょっとだったのに!」となっても、絶対に二回連続では受けないこと。次に受けるのは早くても一週間後、可能なら一か月後にするようにしてほしい。
この理由は、「癖」というものがついてしまうから。これは是非理解しておいてもらいたいので、できる限りの説明をしていく。
音楽ゲームにおける「癖」とは
そもそも癖とは、ある譜面について何回かやっていると「なぜか叩けない…」となってしまう現象のことだ。最初の頃はまだ実感はないと思うが、早い人だと初段くらいでもう経験することになる。
「いや、なんでだよ」と思われるだろう。これにはしっかり理由がある。
そもそも、音楽ゲームをやっているとき、当たり前だが目で譜面を認識し、脳がどうやって叩けばいいか考え、手に指令を出す。で、実際に指や体が動いて操作している。
癖がついていると、このプロセスが正常にできなくなってしまうのだ。
前提として、癖がつくためには、同じ譜面を何度もプレイしている必要がある。
で、何回も同じ譜面をやっていると…脳が、譜面を中途半端に覚えてしまう。特徴的な譜面だと、一回プレイしただけとか、下手したら一回見ただけでこうなってしまう。
中途半端に覚えるとどうなるかというと、その記憶を頼ろうとしてしまい、目が認識することをサボってしまうのだ。
認識がサボられると、脳は情報が足りずに、手に上手く指令を出せなくなる。
よって、「なんか叩けない…」となるのだ。
そのため、基本的にはどんな曲も「正規・ミラー譜面」では繰り返しやらないで欲しい。
初めて文字をデカくした程度には強調したい内容だ。前回、同じ曲はやらないように言ったのはこれが理由の一つでもある。
で、段位認定は基本的に正規で受けることになる。だから、癖がつきやすいのだ。この正規・ミラーに関しても後で解説を入れよう。
先に、この癖という状態に陥った場合の解決方を提示しておく。
これには…残酷だが、放置するしかない。その間、正規譜面は一切目に入れないくらいのつもりだ。そうすれば、脳が少しは忘れてくれる。よって、目でしっかり認識しようとしてくれる。
そのため、解決には時間がかかる。なので、そもそもこの癖には絶対に陥らないように気を付けよう。なお、後述するランダムをかけてプレイするのも一応解決策の一つである。
段位認定を受けた後は…
ものすごい勢いで話がそれてしまった。
さて、段位認定を受けた後だが、普通にステップアップに戻って、色々な譜面を触っていくだけだ。何も変わらない。
で、このステップアップは、自分のクリア状況によって、課題曲の難易度が変わる。クリアし続けると、だんだん上のレベルの譜面が出てくるようになる。
そうなったら、それに合わせてやる難易度もちょっとずつ上げていこう。失敗したら、逆に出てくる譜面の難易度が下がるので、自分に合ったレベルで練習を続けることができる。
これで、前回まで解説していた、「色々な譜面を触る」、「固定運指を練習する」をやっていこう。
…で、レベルが青数字の5以上くらいになってこれば曲数も増えてくるが、最初のうちはもしかしたら一通り全部やってしまった、という状態になってしまうかもしれない。
そんなときは、譜面の形を変えてみよう。ランダムオプションの導入だ。
ランダムオプション
曲選択時にスタートボタンを押すと、前々回ゲージを設定した時のオプション設定画面が出てくる。
このとき、1鍵と2鍵を押すと、譜面の形を変える設定をすることができる。ただし、変わるのは鍵盤だけで、皿は一切変わらない。
レパートリーは以下の通り。
- OFF:正規譜面
- RANDOM:ランダム譜面
- R-RANDOM:ローテーションランダム譜面
- S-RANDOM:スーパーランダム譜面
- MIRROR:ミラー譜面
一つずつ見ていこう。
正規譜面
これは、普段やってもらっている譜面だ。そのまま、楽曲に設定された譜面通りに降ってくる。段位認定も、基本的にはこれになる。最近、後述するミラー譜面も選べるようになった。
…初めての方は、「は?」と思われるだろう。しかし、これ以外にもあるのだ。
ランダム譜面
譜面変更オプションの一つ目。
これは、楽曲の譜面について、鍵盤の7レーンをランダムに入れ替えたものが降ってくる。そして、これは曲を選ぶたびに入れ替わる。つまり、1曲で5040通りもの譜面が遊べるのだ。
で、これにはメリット・デメリットがある。
一番のメリットは、上で解説した癖がつかないこと。毎回形が異なり、脳が覚えていようと別の譜面が降ってくるので、その影響を受けない。
次に、様々な形を経験できること。上にも書いた通り、5040通りものパターンがあるので、1曲でつけることのできる経験値が跳ね上がる。
ある程度上達してきたら、このランダムを常備して練習するのが普通になってくるだろう。
で、デメリットだ。一つ目は、正規譜面固有の譜面傾向がなかなか練習できない。
例えば、正規では1鍵から7鍵、あるいはその逆の順番に押していく「階段」というものがそこそこ出てくる。この形も崩れるので、階段の練習が非常にしにくい。
次に、当たり外れがある。今までクリアが当たり前だった譜面でも、その形によっては歯が立たなくなることもある。逆に当たり譜面をひくとあっさり出来てしまうこともあるので一長一短だ。
こんなところだろう。ちなみにだが、ごくまれに正規譜面やミラー譜面も降ってくる。
ローテーションランダム譜面
これもランダムとついているが、上のランダムオプションよりは数がかなり制限されている。
どういうことかというと、以下のタイプしか降ってこない。
- 2345671
- 3456712
- 4567123
- 5671234
- 6712345
- 7123456
- 6543217
- 5432176
- 4321765
- 3217654
- 2176543
- 1765432
この12パターンのみだ。例えば一番上の「2345671」は、元々の1鍵が7鍵に、2鍵が1鍵に…という感じ。
つまり、順番は正規、もしくはその左右反対で、そこからランダムな数だけずらしたものが降ってくる。そして、正規・ミラーは降ってこない。
これのメリットは、ランダムのデメリットの一つである「正規譜面固有の譜面傾向」が上手く残ったままランダムをかけることができる。特に、階段の練習なんかはわりとしやすい。
逆に、数が少ないということはそれだけ同じ譜面を見る可能性も上がる…つまり、癖が若干つきやすくなっている。
これは、正規程ではないが、連続で何回もやるのは少し避けた方がいいだろう。
スーパーランダム譜面
今度は、ランダムが強化される。なんと、鍵盤のノーツ単位でランダムがかかる。パターン数はとんでもないことになる。
例えば鍵盤が500ノーツある曲の場合、1ノーツあたり1~7鍵を選択するので、7^500パターン。桁数だけざっと計算してみたが、422桁あった。
これは上のランダムとは違い、ほぼ確実に難化する。最初のうちはやることはないと思ってもらっていいだろう。
レベルが上がってくると、たまに正規譜面がとんでもないことになってるものがあるので、それに使うくらい。少なくとも九段か十段くらいまでは無視してもらって構わないだろう。
ミラー譜面
これは、ランダムではない。正規譜面を左右反対にしたものが降ってくる。その名の通り、鏡に映したような譜面が降ってくるのだ。
これは、いわゆる皿譜面に対して使うことが多い。が、最初のうちはそんなに気にしなくていいだろう。
ランダムをかけ始める時期
これは、経験者の中でも意見が割れるところだ。〇段取ってからでいいという意見から、最初一回のプレイ以外は全てかけるべきという意見まで。
私は、この後者の「最初一回だけ正規、二回目以降は全てランダム」くらいでいいと思っている。つまり、ランダムをかけ始める実力的な時期はないという考えだ。
これには理由がある。まず、正規をそんなにやらない理由だが、正規譜面固有の譜面傾向というのは、大体どの曲でも共通する。そのため、必然的にやる回数が増える。
逆に言えば、始めたての頃はそうでない譜面傾向の方がやる回数が少ない。なので、積極的にランダムをかけていくべきだと思っている。
しかし、正規を一切やらないわけにもいかない。なので、各曲の最初一回だけ正規でやろう、という考え方だ。
ここについては、色々な意見があると思う。自分の納得のいくものであればいいと思うので、いろんな意見を参考にしてみよう。
おわりに
今回は、段位認定とは何かからその遊び方、それとランダムオプションについて解説した。
とりあえずここら辺に注意してもらえれば、初段か二段くらいまでは上がれると思う。
で、そのくらいになると、認識から打鍵までの差が短くなってきているはず。つまり、スピードの調節が必要だ。
というわけで、次回はハイスピードオプションについて詳しく見ていく。これだけでも丸々一回分かける説明量がある…いや、一回じゃ足りないかもしれない。
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それでは。
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