元皆伝による弐寺上達講座7「縦連の練習方法」

弐寺講座

苦手な人が多いであろう譜面傾向の一つ、縦連

これは、練習方法もイマイチ分からないという人が多いのではないだろうか。

実際、かなり難しい

求められるスピードが速すぎると追い付けないし、遅すぎると速く叩きすぎてBADハマリもしてしまう

今回は、そんな縦連の練習方法をご紹介する。

前回同様、弐寺をプレイしていなくてもできるものなので、日ごろからやってみて欲しい。

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対象者と本記事終了後の目標

今回の対象者は、シングル…いや、弐寺にも限らない

音ゲー全般で、縦連が苦手な人向けだ。

目標は、前回と同じくとりあえず練習方法が分かること。

家でもできる方法メインで、一応弐寺自体を使った練習も書いておこう。

ちょっと逸れるが、今回の譜面画像もTexTage様より引用させていただいている。

TexTage [テクステージ] (てふたげ)

ほんといつもお世話になっております。

そもそも…

初心者向けに、縦連とは何かから説明していこう。

縦連とは

縦連とは、同じ鍵盤を短い間隔で連続して叩く譜面のことだ。

皿も16分間隔以上で降ってくることが多いが、そちらは連皿となり、難しさのベクトルが全く異なる

今回は連皿は一切関係ないので、別の話として捉えて欲しい。

また、乱打中に2連打が入っているようなもの微縦連とも呼ばれていたりする。

具体的な譜面例

一番有名なのは、Innocent Wallsだろう。通称白壁

後半、ラストの回復前にやばいものが降ってくる。白鍵4個押しの縦連だ。

画像はHyperのもの。Anotherも似たようなものが降ってくる。

Innocent Walls Hyper 69小節目

この場合は皿も絡んでいるので、相当上級だろう。

…そうでなくとも、☆12だ。8段以下の方にとって難しいのは言うまでもない。

なお、この曲は道中も縦連祭りだ。延々縦連が降ってくる。

全体を見たい方はこちらからどうぞ。

その他、ちょっと難易度を落とすと☆10のMacho Gang Anotherも典型的な縦連曲だ。

一番やばそうなところは以下のようになっている。

Macho Gang Another 6小節目~17小節目

このあたりが非常に厄介だ。

こちらの全体像はこちらから。

他にもいくらでもあるが、いったんこのくらいで。

縦連の難易度の指標

これなのだが、もちろん他の鍵盤が絡んでいるかどうかもある。

一か所だけ縦連で叩き、他の鍵盤はピンポイントで叩きたいタイミングだけという叩き分けが必要なのだ。

が、縦連だけで見た場合の指標も二つある。

一つは、その縦連の長さ

2回だけならそんなにだが、上で出したInnocent Walls Hyperは途中で11連打が出てくる。

こういった長さで、難易度が大きく変わる。

もう一つ、その曲自体のスピードだ。

これは、その縦連の間隔に影響してくる

例えば、BPM100の16分は、BPM200換算にすれば8分となる。

これを例えるなら恋する☆宇宙戦争っ!! Hyperの乱打スピードで同じ鍵盤を叩いていることになる。

これならそんなに難しくはない。

が、上で挙げたInnocent WallsはBPM150だ。つまり、1.5倍のスピードとなる。

追い付けないという人も多くなってくるくらいだろう。

縦連の叩き方

縦連には、二つの叩き方がある。

それぞれ、先に紹介しておこう。

手首を意識して動かす

こちらは、しっかり手首から毎回動かす方法だ。

一個一個をしっかり認識して叩くことが重要。

これのメリットは、スピードの調節がしやすい

意識して動かすので、その意識によって調節がしやすい

デメリットは、限界がある

これで全ての縦連を叩ける人は相当少ないのではないだろうか。

とはいえ、最終的にはこちらを練習して、どんなスピードにも対応できるようになるのが理想だ。

痙攣押し

こちらは、力を入れて震わせて叩く方法だ。

こちらはさらに2種類に分かれる。

手首を固定して、腕に力を入れて叩く

まずはこちら。手首をほぼ固定してしまい、腕に力を入れて震えることを利用して叩く

メリットは、ある程度速いスピードが出ること。

最初のうちは、あまりに速いものはこちらで対応することになるだろう。

デメリットは、まず体力をかなり消費してしまうこと。

力を入れるので、当然だがかなりの体力が必要になる。

次に、スピードの調節がしづらいこと。

もはや感覚で叩いているので、その力の加減で調節することになるのだが、これが相当難しい

ずっとこれでやり続けるのはあまりオススメできないだろう。

手首から先に力を入れて叩く

こちらが二つ目。手首より少し先、手の甲あたりに力を入れるイメージ

こちらは、一応痙攣押しっぽいのだが、慣れると意識して動かすことができる

つまり、一つ目のものとほぼイコールになっていく。非常にオススメだ。

メリットは、これまでの両者のメリットを両方得られること。

痙攣押しっぽいので速いスピードに対応できるし、慣れれば意識して動かす形に持っていけるので調節もできるようになる

デメリットは、やはり体力だ。

…こればっかりはしょうがない。適切に脱力するしかないだろう。

ちなみに、この脱力に関しても別記事でまとめるつもりなので、更新したらそちらも併せて見ていただきたい。

2020/04/08 追記

元皆伝による弐寺上達講座8「脱力」 | Shino’s Mind Archive

脱力に関する記事も投稿した。

とりあえず脱力とは何なのかや、メリット等の知識を書いている。

縦連に特化して書いておくと、瞬発的に力を入れたり抜いたりできるかがポイント。

その瞬間だけ縦連用の力の入れ方にすることで、他への影響を極力減らすのが大事だ。

練習方法

さあ、それでは練習方法のご紹介だ。

家でできる練習方法

家でできると書いたが、まあ弐寺以外でやる方法と考えてもらっていい。

こちらは、とにかく縦連を叩くように手を動かすだけだ。

そもそも、縦連が苦手な人は、それに必要な筋肉が弱いことが多い。

だから、普段から行うことで鍛えるというもの。

筋トレと捉えてくれて問題ないだろう。

ポイントは、無理しないこと

縦連はどうしても力が入りやすいので、行き過ぎて変に力が入ってしまいやすい

そのため、最初はそんなに負荷を上げずにやること

少しでも手首や腕に違和感を感じたら休憩するようにしよう。

で、具体的なものだと、PCをやっている人に朗報だ。

長文を消す際に、範囲選択をして一括削除ではなくバックスペースキーで一個ずつ消すようにしてみよう。

これだけで、右手側はかなり鍛えられる

他にも、いろんなゲームなんかで連打を要求されるものをやるというのも手だ。

マリオパーティの初期の方なんか、連打のミニゲームが多い。

それをやってみるといいだろう。

ゲームなら、非利き手で叩くこともできる。それで、両手を練習して欲しい。

弐寺自体での練習方法

では、実際に弐寺でやる場合だ。

オプションで、S-RANDOMをかけよう。

S-RANDOMは、1個1個のノーツごとにランダムがかかる

つまり、問答無用で縦連も降ってくる

しかも実践練習なので、他の乱打等複合も同時に練習できる

ポイントは二つ、まず乱打系の曲を選択すること。

同時押し系でS-RANDOMをかけても結局は同時押しなので、16分乱打が入っているような曲を選ぼう。

二つ目は、楽曲のBPMに注意すること。

最初はBPM120くらいから、少しずつ速くしていくことがポイント。

間違っても、いきなりBPM200の曲なんてやってはいけない

まとめ:縦連の練習方法

今回は、縦連の練習方法をご紹介した。

ちょっとまとめておこう。

そもそも、縦連とは二つ以上の鍵盤が連続して同じ個所に降ってくるもの

長さが短い、2個程度のものは特に微縦連と呼ばれる。

で、叩き方には以下3種類ある。

  • 手首から毎回しっかり動かす
  • 痙攣押しをする
    • 手首を固定し、腕に力を入れて動かす
    • 手首から先、手の甲あたりに力を入れて動かす

このうち腕に力を入れるのはあまりオススメしない

また、できるようになってくると1つ目と3つ目はほぼイコールになる。

力は入れるのだが、余分な力まで入れないようにしよう。

キーワードは、脱力だ。

最後、練習方法とにかくやること

弐寺以外であれば、普段から縦連の感覚で動かす

PCのバックススペースや、他のゲームの連打をやるのがいいだろう。

弐寺で練習するなら、S-RANがオススメ

ただし、乱打系の曲でやること、BPMに注意することがポイントだった。

共通のポイントは、とにかく無理はしないこと。

無理して腱鞘炎にでもなったら元も子もないので、ほどほどに。

縦連だけではなく全てにおいてそうなのだが、一朝一夕でできるようになるものではない

地道な練習が成果を生むので、諦めずに練習を行おう

次回は、途中でちょっと出した脱力について書こうと思う。

更新情報はTwitterでも呟いている。また、最近Facebookも開始した。

どちらもページ下部のアイコンから見れるはずなので、よかったら覗いてみて欲しい。

それでは。

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