【弐寺】トリル・デニムはなぜ難しいのか?練習方法は?

以前、弐寺の地力の全体像をまとめた。

以下の記事だ。

…だいぶ間が空いてしまったが、各個別の記事を書き始めることとしよう。

今回は、トリル・デニムについて解説していく。

対象はこれらが分からない初心者から、苦手な方まで含める。

まずはそもそも本記事で扱うトリル・デニムとは何かを説明する。

次に、このトリルは苦手としている人が多いのだが、それはなぜなのかをちょっと考えてみる。

そして、苦手な方向けに、どう練習するかを見ていこう。

トリルは、全ての曲に出てくる…というほど頻出ではないが、たまに突然降ってくることがある。

デニムは降ってくる譜面は少ないが、かなりの難しさだ。

叩けないとゴリっとゲージが削られてしまうので、そうならないよう気を付けたい。

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トリル・デニムの定義

まず、用語の定義だ。

トリルは元々一般の音楽用語で、特定の二組の鍵盤を交互に押すような形が該当する。

その中でも、特に16分間隔以上の、速い交互押しが弐寺においてトリルと呼ばれることが多い。

例えば、1→3→1→3→…と続くようなものだ。

本記事では、鍵盤を指定しない場合は単にトリル、鍵盤を指定する場合は(先に叩く鍵盤)-(後に叩く鍵盤)トリルという表記をしよう。

上の1→3→1→3→…の場合は、1-3トリルとなる。

このように、一つの鍵盤同士の交互を、単発トリルと呼ぼう。

なお、この鍵盤が複数になるものもある。

例えば、13→57→13→57→…といった形。

この場合は、13-57トリルとなる。

こちらのように、同時押しが含まれるトリル多重トリルと呼ぶ。

そして、デニムとは特定の形をした多重トリルのこと。

具体的には、1357-246トリルのことだ。

この名前の由来は、その昔DENIMという曲に出てきた形、ということらしい。

デニムもトリルの一種なので、第二章以降ではこれも含めてトリルという言葉で説明させてもらう。

トリルの難しさの理由

次に、なぜトリルが難しいのか、苦手な人が多いのかを見ていこう。

なお、基本的にはここから全て、単発トリルで解説を行う。

多重トリルについて補足がある場合は、適宜入れていこう。

初心者からすると、ただ二つの鍵盤を交互に押すだけのように思われるかもしれない。

しかし、ある程度実力がついてくると、それ以上の密度の乱打の方が楽だ、という人も少なくないだろう。

この理由は、大きく以下3つがある。

  • タイミング(リズム)が分かりづらい
  • BADハマリしやすい
  • 片手に寄った場合、脱力が難しい

それぞれ、詳細を見ていこう。

タイミング(リズム)が分かりづらい

これは、長く続くトリルに言えることだ。

例えば、R5という曲がある。

これは、HYPER以上で前半に長い1-7トリルが登場する。

しかも、ANOTHERではその長さが2倍以上だ。

こういった長いトリルを叩いていると、だんだんとリズムが分からなくなってくる

今どのノーツを叩いているかも分かりづらく、そうするとズレてミスが出てしまいやすい。

これが、次に解説するBADハマリにも繋がってしまうのだ。

BADハマリしやすい

これは、トリルを速く叩きすぎてしまうと発生しやすい

BADハマリとは、連続してずっとBADが出てしまう状態のこと。

これが起きてしまうメカニズムを説明しよう。

トリルでリズムがずれて速く叩きすぎると、一つのノーツに対して2回打鍵してしまうことがある。

そうすると、その2回目の打鍵で、叩こうとしている次のノーツをBADで拾ってしまう

しかも、打鍵の感覚としてはBAD判定となったノーツは拾っていないように感じる。

すると、そのノーツももう一度叩くことになる。

それが、今度はさらに次のノーツをBADで拾うことになってしまう。

これが繰り返し発生してしまうのが、BADハマリだ。

これは、トリルで非常に起きやすいし、対処が難しいというのも厄介な点だ。

他にも、軸押しや繰り返しなど、一定の間隔で特定の鍵盤を叩くような譜面で発生する。

極論、正確なリズムで叩けば起きないのだが、それができれば苦労しないだろう。

ちなみに、トリルがずれる場合は、速くなることが多い

これにも理由があり、譜面認識は非常に簡単だからだ。

ぱっと見でどの鍵盤を叩けばいいか判断できるので、打鍵までのプロセスにかかる時間が短い

そのため、速く打鍵してしまいやすく、BADハマリを助長してしまっている。

片手に寄った場合、脱力が難しい

上で例を出したR5の正規やミラーなら、1-7トリル、あるいは7-1トリルなので左右の手で交互に叩ける。

それならまだやりやすいだろう。

問題は、例えばランダムをかけて、左右どちらかの手に寄ってしまう場合。

他に一切ノーツが降ってこないと分かっていれば無理やり出張して交互に取れなくもないが、これではトリルが終わった瞬間の戻しが厳しい。

そのため、できれば片手で取れることが望ましいのだが、これがまた難しいのだ。

片手に寄ってるということは、純粋な指の稼働だけで交互を押し続けなければいけない

そうすると、どうしても変に力が入ってしまい、スピードもずれやすい。

変に力が入るということは、自分の意思で力を入れているわけではないので、調節が効きづらくなってしまうのだ。

その結果、上で解説したようなBADハマリも起きやすくなる。

…と、ここまでは単発トリルで解説してきた。

多重トリルの場合、タイミングがずれることは少なくなるのだが純粋に押すのが難しく、BADハマリも相変わらずしやすい

しかも、左右の手で交互に押せるパターンは非常に少ないため、必然的に片手でトリルを叩かなければいけなくなる

という理由もあり、多重トリルは単発トリルよりもさらに難易度が上がる

交互押しという単純な形であるにも関わらず、かなりの難易度なのだ。

トリルの練習方法

ここでは二つのパターンで解説する。

一つは、実際にプレイする際のあれこれ、もう一つはプレイしていない時にできることだ。

先に書いておくが、まずはゴミのついていない純粋な単発のトリルで練習をしよう

ゴミがついていると、余計にリズム等ずれやすくなる。

単発トリルがずれてしまう状態では、ゴミ付きなどできるわけがない。

多重トリルも、分解してみれば単発トリルの組合せだ。

このことから、どちらもまずは単発トリルができるようになる必要がある

それができるようになってから、ゴミ付きや多重トリルにも挑戦するようにしたい。

もう一つ先に断っておくことがある。

単発トリルは個別で練習する価値は大きいが、ゴミ付きや多重トリルはそれ目的で練習する効果は薄いように思っている。

というのも、それぞれ横認識指の稼働力がかなり必要になってくる。

そのため、先にそちらを練習した方が早く叩けるようになることが多い。

私自身、単発トリルは練習したのだが、ゴミ付きや多重は単体では練習していない。

他の内容を練習しても取れない場合に、本腰を入れて取り組むくらいで大丈夫だろう。

実際のプレイにおけるあれこれ

先に、実際にプレイしながらトリルを練習する場合について見ていこう。

これについては、とにかくズレないようにすることが大事だ。

スピードを把握し、そのスピードで動かし続けることを意識する必要がある。

その方法として、具体的なものは以下3つ。

  • 横認識をする
  • FAST/SLOW表示をつける
  • リズム押しをする

以前、軽くだが横認識の解説を行った。

横認識とは譜面認識方法の一つで、譜面を形ではなく、一つ一つの打鍵タイミングで認識する方法のこと。

ここで詳細は解説しないので、気になる人は調べてみよう。

で、横認識を使うと一つ一つの打鍵タイミングで認識するので、今どのノーツを叩いているかが分かりやすくなる

そのため、ズレたらBADハマリする前に修正する、といったことができるようになる。

…のだが、横認識自体がかなりの難しさだ。

初心者の方にいきなり横認識しろ、なんて言っても無理だろう。

そこで、タイミングのズレを手っ取り早く確認する方法がある。

それが、二つ目のFAST/SLOW表示だ。

これをONにしておけば、PGREAT以外のときにその打鍵が速かったか、遅かったかが見た目で分かるようになる。

これを見て、FASTが出ればちょっと遅く、逆にSLOWが出ればちょっと速く、という調整をすることができるようになるのだ。

横認識ができない場合は、これを参考にするのも一つの手だろう。

これらがメインなのだが、補助的にリズムキープをするというのもやった方がいいだろう。

曲をしっかり聴いて、それに合わせて打鍵をする、という意識があるだけでも少し変わってくる。

とにかく、スピードを把握するその把握したスピードに合わせて指を動かす、という二つを徹底しよう。

もう一つ、ズレてBADハマリしてしまった場合の対処法も書いておこう。

これは、あえて一瞬だけ手を離し、ノーツを捨てる

そして、その次からまた叩き始めるといい。

結局叩きすぎてBADハマリするので、そのままゲージを削られるくらいなら数ノーツだけ捨ててそこから拾えた方がダメージも少ない。

また、上にも書いたようにトリル以外にもBADハマリをする要因は存在するため、できるようになっておけば使える場面は少なくない。

最初はかなり抵抗があるかと思うが、是非やってみてほしい。

プレイしていない時のあれこれ

プレイ時は上に書いたような感じだが、プレイしていない時も練習できる。

単純に、特定のトリルを想定して指を動かすだけだ。

このときに気を付けたいのが以下3点。

  • 実際に叩く叩き方で動かす
  • リズムは一定にする
  • 自分でスピードをコントロールする

一つ目、当然だが実際にプレイするときの叩き方をしないと練習にならない

そのため、できるだけプレイを想定して、同じ感覚で動かすようにしよう。

可能であれば、メトロノームや曲を聴きながらそれに合わせて指を動かすと一定のリズムも同時に練習できる。

二つ目、これも当然だが一定のリズムで動かす感覚を身に付けておくのが大事だ。

私が現役の頃だが、途中でソフランのようなリズム変化をするトリルはあまりなかったように思う。

あったとしても、それぞれのリズムで一定なのには変わりないので、まずは一定で動かせるようにすることが重要。

三つ目、スピード調節ができる範囲で練習するのだが、これが一番大事だったりする。

やってみてもらえば分かると思うが、ゆっくりなら自分の意思でスピードを調整できる

しかし、あるスピードを超えると、指が勝手に動き出すというポイントがあるはずだ。

このとき、無意識に力が入り始め、コントロールできる範囲を外れてしまう。

そのポイントを、超えてはいけない

結局、トリルはスピードを調整しなければいけないので、しっかりコントロールすることを意識していこう。

これが起こる原因は、必要な筋力が足りていないこと。

その状態で動かそうとすると、無理に動かそうとしてしまい、余計な力が入る。

この余計な力が無意識なので、コントロールの邪魔をする。

筋トレと同じく、練習すれば必要な筋力もついてきて、だんだん速くなってもコントロールできるようになる。

なので、まずはゆっくり確実に動かすようにしよう。

オマケ:餡蜜

さて、最後にオマケとして餡蜜について軽く触れておこう。

餡蜜とは、本来ズレているノーツを、あたかも同時押しのように捉えて処理する方法のこと。

今回解説しているトリルも、それら全ての同時押しとして処理できる場合がある。

例えば、17-35トリルの場合、白鍵全押しとして処理する、というようなもの。

特に、BPM150以上の16分トリルは餡蜜可能だ。

また、トリルだけでなく、微ズレ譜面などにも応用が利く。

これをすると、スコアが多少下がるものの、ノーツを拾ってコンボを繋げやすくなったりする。

…のだが、これは段位認定やどうしてもクリアしたい曲でとっさに出てくる程度にとどめて欲しい。

理由は、これを使うと成長しないからだ。

確かに、ごまかしがきくようになるので、クリアできる幅は広がるかもしれない

しかし、技術的には何の進歩もないので、長期的に見ると地道に練習した方が早く成長できることが多い。

もっと言うと、本来認識したものと違う叩き方をするという意味では、これはこれで難しい

そっちに労力を割くくらいなら、正確に叩けるようにしよう。

おわりに

今回は、トリル・デニムについて解説した。

特に、単発トリルについて重点的に見てきたが、多重トリルやゴミ付きトリルは単発ができてからだ。

それも別で解説するかは分からないが、多重トリルに関しては単発トリルの組合せで考えられるので、今回の内容を多重トリルに置き換えてもらえれば練習になるはず。

指を動かすときには、多重トリルの形にすればそのままそれが練習になる。

ゴミ付きトリルは、どちらかというとトリルとしてではなく乱打として認識した方が色々と都合がよく、それには横認識がやはり便利だ。

そのため、横認識を先に練習することをオススメする。

冒頭にも書いたが、これがずっと続くというよりは突発的に降ってくるものの方が多いので、局所的にゲージを削られないよう気を付けていこう。

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